耳鳴りと認知症

キーンという耳鳴り・めまいの治療方法

 

 

耳鳴りと認知症について

脳の細胞が破壊されることによって、記憶障害や見当識障害、実行機能の低下が引き起こされる病気のことを認知症と呼び、高齢者の方に多くなっております。

 

実は、認知症の症状の一つとして耳鳴りがあり、不快な音に悩まされ続けるというケースは決して不思議ではないのです。

 

もし、認知症によって耳鳴りが生じているのであれば、その根本的な原因を取り除かなければなりませんが、治すのが難しい病気の一つだと説明できます。

 

内分泌の疾患や外傷性疾患によって引き起こされている認知症であれば、治る可能性は少なからずあるものの、脳の変性による認知症は治る可能性はゼロに近いと考えた方が良いでしょう。

 

しかし、「どうせ治らないのだから病院で治療を受ける必要はない」という考えは間違いで、症状が悪化すれば人とのコミュニケーションは難しくなりますし、うつ病といった精神症状も併発してしまうのです。

 

治る可能性が低いとしても、対処療法で症状のスピードを和らげることはできますし、耳鳴りの症状を悪化させないためにも、専門医の指示の下で薬の服用といった適切な治療を行う必要があります。

 

認知症の中でも脳の神経細胞が変性して死滅するアルツハイマー病は、重い病気の一つで、信頼できる医師の下で治療を行ったとしても改善できないかもしれません。

 

それでも、終末期まで進行して寝たきりの状態にならないためにも、症状を和らげるための努力を本人だけではなく、家族全員で行っていく必要があります。

 

「大事なものをどこに置いたか忘れてしまった」「漢字が思い出せない」という症状は、認知症ではなくただの物忘れなので、特に心配は要らないです。

 

物忘れが激しくなるのは老化によって引き起こされる症状の一つで、特に現代では記憶機能を持ったパソコンや携帯電話といった便利な機器が出回っているため、脳機能を使わないことで物忘れが酷い高齢者の方が増えております。

 

一方で、認知症の特徴は「全ての出来事を忘れる」「判断力が低下する」「日付や曜日が分からない」というように、物忘れの範疇を超えているため、全く違う症状だということがお分かり頂けるはずです。

 

耳鳴りが引き起こされただけで認知症を疑う必要はないものの、家族の誰かが認知症ではないかと感じたら、早めに病院で診察を受けた方が良いでしょう。

 

仮に、認知症と判断されたとしても、慌てず騒がずに対処すれば悪化を防げるはずなので、ゆっくりと対応策を医師と一緒に考えるようにしてください。

 

 


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